明日香さんが通る

神奈川縣立清華女学校3年生の星野明日香の繰り広げる物語。

大正時代にもいた腐女子達・・・

そんなある日、明日香はとある書生の青年と出会う・・・その書生とは?




登場人物


星野明日香
横浜の元町の老舗呉服屋のひとり娘。
「はいからさん」と呼ばれているほどミーハーで松井須磨子の大ファン。
明日香の祖母。


ヒロくん
明日香とひょんな事から出会った自称・目白の書生。
その正体は当時摂政だった後の昭和天皇。

杉原真千子
明日香の学友。
香川県選出の立憲政友会所属の帝国議会議員の娘。
永田町の議員宿舎から通っている。
真奈美の祖母。

イリーナ・ユージナスカヤ
明日香の学友。
白系ロシア人。元ニコライ2世の料理人の娘。
自宅は神戸で洋菓子屋を経営。

朴歩美
明日香の学友。
朝鮮の両班の娘。

愛新覚羅凌
明日香の学友。
清王朝の一族で溥儀・溥傑の従姉妹。
中華街の貿易商社の娘。

星野通傭
明日香の祖父。
長州出身で少年時代に松下村塾に入っていた。

山縣有朋・井上馨
明日香の祖父の松下村塾以来の大親友。
明日香を孫の様に可愛がっている。





明日香は誕生時には両親の姓が星野ではなく岡本(岡本明日香として出生)であったが、父親が祖母(義母)から
依頼されて家業を継いだ際に星野家(妻の実家)に婿入りした事もあって星野姓になった。
故に「二人の星野明日香」が合法的に同居できるのです。



プロローグ

大正の腐女子たち

イケメンな書生さん

サプライズな園遊会

エピローグ